医療法人 武部診療所 の日記
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子宮頚がんの原因は、セックスによって感染するウィルス(HPV)です
2011.12.14
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子宮頚がんは、20代の女性に急増しています。また、発症のピークは30代後半ですが、10代から20代でも発症するケースもみられます。
子宮頚がんはウィルス(ヒトパピローマウィルス)が原因です。このウィルスはセックスによって感染しますが、約9割は自然治癒するとされています。しかし、感染が持続した場合には子宮頚がんの発症につながるのです。
他のがんは原因を特定できていませんが、子宮頚がんは原因が特定されています。そのため、予防法も確立されてきています。つまり、ウィルス感染を防ぐワクチンの接種と定期的な検診を行うことで、ほぼ100%の予防ができるのです。
武部診療所は院長が子宮がん検診(細胞診)指導医ということもあり、子宮頚がん予防ワクチンの接種はもちろん、子宮がん検診にも力を入れています。ワクチン接種や検診をご希望の方は、ご相談ください。